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執筆者の写真管理グループのハル

eLTAX予定申告の備忘録

2019年10月から地方税共通納税システムが開始されました。

このシステムを使って特別徴収の納付をしたいと思っていたので、

今回法人事業税の納付のタイミングでeLTAXを利用しました。


以前PCdeskをダウンロードしましたが、

起動のたびにバージョン情報の取得が始まり時間がかかるので

普段はあまり利用していませんでした。

今回いくつかうまくいかなかったところがあるので備忘記事として残します。

なお、PCdeskの利用準備や利用者情報登録などの詳細は省きます。


◆利用者IDの重複

まず、新規にIDを取得した後、

提出先・手続き追加から該当の行政機関を追加、利用届け出を送りました。

納付はダイレクト方式利用のため、PCdesk画面の「納税に関する手続き」から

口座情報の登録をしました。

同時に金融機関に地方税ダイレクト納付口座振替依頼書を郵送で提出しました。

この時点では口座は仮登録なのでまだ使用できません。

ダイレクト納付の利用手続きは1か月ほどかかるとのメッセージがありました。


数日後、利用届け出を提出した一部の行政機関からIDが重複していると電話連絡

がありました。

確認すると、既に会計士の方で利用があったのでログイン情報を共有しました。

地方税ダイレクト納付口座振替依頼書も停止しようとしましたが、

どこに問い合わせたらよいのかわからず、再度既存のアカウントで提出しなおしました。

5日後に処理が完了したメッセージが届きました。


この辺りは、手続きの方法が合っているのか不安に思ったところでした。

利用者IDは、1利用者につき1つの利用者IDを原則としていることも、

この時は知りませんでした。

これから利用される方は事前に会計士等に利用の有無を確認したほうが良いです。

また、ダイレクト納付は口座登録の手続きに時間がかかるので余裕をもって準備することを

お勧めします。


◆電子申告のやり方

ガイドの中で「法人都道府県民税・事業税、法人市町村民税の申告データを新規に作成する」という項目があります。

やりたいことに近いと思ったのですが、既に手元にある六表の入力からのスタートでした。

六表には数字が入っていない箇所があり、式の根拠もわかりません。

いつもは頂いた書類をそのまま使用していたので(修正事項なし)税務署に問い合わせました。

その結果、昨年納付した金額を入力すればよいとのことだったので、昨年納付後に保存していた領収書を確認しながら入力しました。

電子申告後に、納付情報発行依頼をしました。

すぐに納付OKのメッセージが来たのでダイレクト方式で納付しました。


電子申告を終えるまでにかなり戸惑ってしまいましたが、

無事に納付することができました。

人数が少ない会社では納付書を金融機関に持っていくだけのほうが簡単です。

でもこの後、特別徴収の納付も出来ました。

特別徴収は毎月手間がかかっていたのでとても楽になりました。

これから毎月使用してeLTAXに慣れていきたいと思います。

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